レビュー

小型軽量ミラーレスカメラ「OM-5 Mark II」で実際にいろいろ撮影してみたよレビュー、昼も夜も三脚不要でサクサク撮影可能&高級スマホくらいの価格なのでスマホの代わりに買うのもアリ


OM-5 Mark II」はOMシリーズとしては安価な価格ながらフラッグシップモデルと同等の防塵防滴性能や5軸手ぶれ補正機構を搭載したミラーレスカメラです。高耐久ボディと高度な手ぶれ補正機能によって、アウトドアの極端な天候や暗い場所などあらゆる場所で高画質な写真を撮影可能。さらに、システム全体が軽量なため日常的なスナップ写真や重さの気になる登山などの用途でも活躍します。OM-5 Mark IIをOMデジタルソリューションズから借りられたので、外観チェックに続いて実際に屋外に持ち出していろいろ撮影してみました。

基本情報|OM-5 Mark II|OM|OM-D|デジタル一眼カメラ|製品・オンラインストア | OM SYSTEM公式サイト|OMデジタルソリューションズ
https://jp.omsystem.com/product/dslr/om-omd/om/om5mk2/index.html

OM-5 Mark IIはマイクロフォーサーズ規格のミラーレスカメラで、有効画素数は約2037万画素です。外観や搭載端子、グリップ感などは以下の記事に詳しくまとめています。

小型軽量かつ防塵防滴性能にも優れたミラーレスカメラ「OM-5 Mark II」の外観を詳しく撮影してみた - GIGAZINE


今回はOM-5 Mark IIにM.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PROを装着して東京でいろいろ撮影してみました。記事内の写真はすべてサイズ縮小以外の編集は施しておらず、写真をクリックすると原寸大のオリジナル写真を確認できます。また、ホワイトバランスはオートに設定してカメラに任せた状態で撮影しています。


まず、東京ビッグサイトの外観を撮影。晴天の明るい時間帯に撮影しましたが、逆三角形の会議棟の影になっている部分(写真中央)をつぶれずに記録できました。

「焦点距離:12mm(35mm判換算:24mm)」「F値:9」「シャッター速度:1/200秒」「ISO感度:200」

青海駅の出口付近からTOYOTA ARENA TOKYOの方向を撮影。

「焦点距離:16mm(35mm判換算:32mm)」「F値:4」「シャッター速度:1/2500秒」「ISO感度:200」

シティサーキット東京ベイの屋外コース。

「焦点距離:12mm(35mm判換算:24mm)」「F値:4」「シャッター速度:1/2500秒」「ISO感度:200」

TOYOTA ARENA TOKYOをズームで撮影してみました。

「焦点距離:40mm(35mm判換算:80mm)」「F値:4」「シャッター速度:1/1600秒」「ISO感度:200」

フジテレビの本社を南側から撮影。クリックして原寸大写真を表示して解像感をチェックしてみてください。

「焦点距離:29mm(35mm判換算:38mm)」「F値:4」「シャッター速度:1/2500秒」「ISO感度:200」

ダイバーシティ東京プラザの方向に歩いていくと、ユニコーンガンダムの実物大立像が見えてきました。

「焦点距離:45mm(35mm判換算:90mm)」「F値:4」「シャッター速度:1/2500秒」「ISO感度:200」

これが実物大ユニコーンガンダム立像です。

「焦点距離:17mm(35mm判換算:34mm)」「F値:4」「シャッター速度:1/2000秒」「ISO感度:200」

顔にズーム。

「焦点距離:45mm(35mm判換算:90mm)」「F値:4」「シャッター速度:1/3200秒」「ISO感度:200」

背面。逆光気味でしたがギリギリ黒つぶれせずに撮影できました。

「焦点距離:12mm(35mm判換算:24mm)」「F値:4」「シャッター速度:1/2500秒」「ISO感度:200」

ズーム撮影。原寸大写真を見ると、機体に記された文字までしっかり記録できていることが分かります。

「焦点距離:40mm(35mm判換算:80mm)」「F値:4」「シャッター速度:1/1000秒」「ISO感度:200」

ダイバーシティ東京プラザ内部のフードコートでラーメンを撮影。オートホワイトバランスでもおいしそうな色で記録できました。

「焦点距離:17mm(35mm判換算:34mm)」「F値:4」「シャッター速度:1/60秒」「ISO感度:800」

レンズを含めても700g台なので「右手で箸を持ち、カメラは左手で構えて撮影する」というトリッキーな撮影も簡単です。

「焦点距離:23mm(35mm判換算:46mm)」「F値:4」「シャッター速度:1/60秒」「ISO感度:800」

フジテレビ本社の近くまで歩いてきました。球体を下から仰ぎ見るように撮影。

「焦点距離:12mm(35mm判換算:24mm)」「F値:4」「シャッター速度:1/1600秒」「ISO感度:200」

角度を変えて撮影。

「焦点距離:12mm(35mm判換算:24mm)」「F値:4」「シャッター速度:1/1250秒」「ISO感度:200」

子犬のラフちゃんがいました。

「焦点距離:30mm(35mm判換算:60mm)」「F値:4」「シャッター速度:1/500秒」「ISO感度:200」

北側から全体像を撮影。

「焦点距離:19mm(35mm判換算:38mm)」「F値:4」「シャッター速度:1/1600秒」「ISO感度:200」

ウエストプロムナードを北の方に歩いていきます。雲の微妙な色の違いをしっかり記録できています。

「焦点距離:12mm(35mm判換算:24mm)」「F値:4」「シャッター速度:1/3200秒」「ISO感度:200」

レインボーブリッジと東京タワーが見えてきました。

「焦点距離:30mm(35mm判換算:60mm)」「F値:4」「シャッター速度:1/2500秒」「ISO感度:200」

レインボーブリッジを撮影。この写真はセンサーを0.5ピクセル単位で動かしながら撮影した12枚の写真をもとに高解像度写真を生成する「ハイレゾショット」という機能で撮影しました。

「焦点距離:25mm(35mm判換算:50mm)」「F値:4」「シャッター速度:1/2000秒」「ISO感度:200」

さらにズームかつハイレゾショットで撮影。

「焦点距離:36mm(35mm判換算:72mm)」「F値:4」「シャッター速度:1/2500秒」「ISO感度:200」

ビル群もハイレゾショットで撮影しました。クリックして原寸大写真を確認するとノイズの少ない線のクッキリした写真を撮影できていることが分かります。

「焦点距離:45mm(35mm判換算:90mm)」「F値:4」「シャッター速度:1/2000秒」「ISO感度:200」

亀有まで移動してきました。

「焦点距離:14mm(35mm判換算:28mm)」「F値:4」「シャッター速度:1/250秒」「ISO感度:200」

亀有駅の出口では両さんたちが出迎えてくれます。

「焦点距離:18mm(35mm判換算:36mm)」「F値:4」「シャッター速度:1/500秒」「ISO感度:200」

2025年3月に開館したこち亀記念館があちこちでアピールされています。

「焦点距離:22mm(35mm判換算:44mm)」「F値:4」「シャッター速度:1/2000秒」「ISO感度:200」

これがこち亀記念館です。両さんが派出所を勝手に改造して記念館にしてしまったそうです。

「焦点距離:12mm(35mm判換算:24mm)」「F値:4」「シャッター速度:1/640秒」「ISO感度:200」

亀有公園に来ました。

「焦点距離:12mm(35mm判換算:24mm)」「F値:4」「シャッター速度:1/80秒」「ISO感度:200」

「ダブルピース両さん像」を発見。

「焦点距離:20mm(35mm判換算:40mm)」「F値:4」「シャッター速度:1/60秒」「ISO感度:320」

亀有公園にはこち亀記念館の記念撮影スポットも設けられていました。

「焦点距離:21mm(35mm判換算:42mm)」「F値:4」「シャッター速度:1/1250秒」「ISO感度:200」

亀有の居酒屋で刺身盛りを撮影。オートホワイトバランスだと暖色寄りの色合いになりました。

「焦点距離:27mm(35mm判換算:54mm)」「F値:4」「シャッター速度:1/60秒」「ISO感度:200」

マグロのカマ焼き。かなりシズル感の高い写真に仕上がりました。

「焦点距離:27mm(35mm判換算:54mm)」「F値:4」「シャッター速度:1/60秒」「ISO感度:640」

抹茶アイス。黒蜜の輪郭や食器の透明感がいい感じです。

「焦点距離:28mm(35mm判換算:56mm)」「F値:4」「シャッター速度:1/60秒」「ISO感度:640」

OM-5 Mark IIはシンクロ手ぶれ補正対応レンズと組み合わせると中央7.5段、周辺6.5段の手ぶれ補正が可能となります。以下の写真は手持ちで1/20秒という遅めのシャッター速度で撮影したものですが、ブレを抑えて明るく撮影できました。

「焦点距離:12mm(35mm判換算:24mm)」「F値:4」「シャッター速度:1/20秒」「ISO感度:6400」

横断歩道から車道を撮影。

「焦点距離:12mm(35mm判換算:24mm)」「F値:4.5」「シャッター速度:1/50秒」「ISO感度:6400」

夜でもかなり明るく撮影できます。

「焦点距離:12mm(35mm判換算:24mm)」「F値:4.5」「シャッター速度:1/20秒」「ISO感度:6400」

肉眼に近い明るさで撮影するとこんな感じ。

「焦点距離:12mm(35mm判換算:24mm)」「F値:4.5」「シャッター速度:1/60秒」「ISO感度:2000」

路地裏を撮影。満月の前日に撮影したので中央に丸い月が写っています。

「焦点距離:12mm(35mm判換算:24mm)」「F値:4.5」「シャッター速度:1/40秒」「ISO感度:6400」

OM-5 Mark IIで1日中撮影してみたところ、屋外や室内、夜間など多様な状況で高画質な写真を撮影できました。レンズとセットでスマートフォンの高級機種と同じくらいの価格なので、「スマートフォンの乗り換えを1世代分スキップして、OM-5 Mark IIを買う」という選択肢もアリです。

Amazon.co.jpではOM-5 Mark IIとM.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PROのセットが税込17万1636円で売られています。

Amazon | OM-5 Mark II 12-45mm F4.0 PRO レンズキット シルバー | ミラーレス一眼 通販


OM-5 Mark IIには瞬時に複数枚の写真を撮影して合成することで高画素かつ低ノイズな写真を撮影する「ハイレゾショット」と呼ばれる機能が備わっています。ハイレゾショットを用いて写真を撮影するレビュー記事を後日公開予定です。

<つづく>

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