Apple Watchの「watchOS 26」にはApple Intelligenceと統合してメッセージのリアルタイム翻訳やAI音声がトレーニングを励ます機能が追加

2025年6月10日2時からAppleが開催している年次開発者会議「WWDC25」の基調講演で、「watchOS 26」が発表されました。Liquid Glassを用いた新しいデザインによって、スマートスタック、コントロールセンター、「アプリ内のナビゲーションとコントロールなどの機能などがアップデートされています。
watchOS 26、アクティブに過ごし、つながり続けるためのよりパーソナライズされた方法を提供 - Apple (日本)
https://www.apple.com/jp/newsroom/2025/06/watchos-26-delivers-more-personalized-ways-to-stay-active-and-connected/
WWDC 2025 — June 9 | Apple - YouTube

watchOS 26の紹介。

メジャーアップデートにしたがって、デザインのアップデートがあります。

「ワークアウト」

Apple Intelligenceを利用して、フィットネス履歴をもとに言葉をかけたりプログラムを組んだりしてくれる「Workout Buddy」

音声合成モデルが励ましの言葉を再生してくれます。

Workout Buddyはさまざまなデータを記録し、ゴール達成を後押しします。

また、Workoutのレイアウトも一新されます。

トレーニング内容に応じてプレイリストやポッドキャストが提案されます。

「スマートストック」は重要な事柄をすばやく特定して提案する機能。

ユーザーの行動や習慣を理解し、位置情報やデバイス上のデータを基に、すぐに役立つ機能を予測します。

たとえば、朝にスポーツジムに到着すると、ワークアウトのウィジェットをトップに表示することが可能。

「通知」機能も強化。

通知音の音量は、周囲の雑音を読み取って調整されます。

そして、手首フリックのジェスチャーで通知を閉じることも可能。

他にもタイマーやアラームを止めたり、スマートスタックを閉じたりすることが可能。

Apple Watch上でメッセージをやり取りできる「メッセージ」アプリでは、Apple Intelligenceを使ったライブ翻訳が可能になります。

iOS 26の「メッセージ」と同様に、背景を設定することが可能に。また、メッセージの文脈に基づいてアクションが提案されるので、たとえば「どこにいるの?」と相手に聞かれた時にすぐに位置情報を送信することができます。

加えて、watchOS 26ではついに「メモ」アプリが登場。重要なことをすぐにApple Watchから書き留められるようになります。

開発者向けに位置情報やスマートスタックなど、改良されたAPIが登場します。

これがwatchOS 26。

・つづき
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