ソフトウェア

xAIが動画生成AI「Imagine v0.9」を発表、規制の緩さで話題の「Grokの動画生成機能」がアップデートされる


イーロン・マスク氏が率いるAI開発企業のxAIが動画生成AI「Imagine v0.9」を2025年10月8日に発表しました。Imagine v0.9はこれまで使用可能だったImagine v0.1と比べてダイナミックな動きなどの品質が向上しており、動画の動きに合わせて音声を生成することも可能です。


Imagine v0.9で生成した動画の例が以下。ドラゴンの口の開閉に合わせて鳴き声が響きます。


人間の口の動きに合わせて発話させることも可能。


歌わせることもできます。


GrokコンパニオンのAniが踊る動画もあります。色んな所が揺れまくっています。


スキージャンプのようなダイナミックな動きも破綻なく表現可能。


フォーカスの移動も再現できます。


Imagine v0.9はGrokの動画生成機能として公開されており、無料ユーザーも含めてすべてのユーザーが使用可能です。


なお、Grokの動画生成機能には「Spicy(スパイシー)」というモードが搭載されており、GoogleやOpenAIの動画生成AIではブロックされるようなコンテンツでも生成可能なことが話題になっていました。

Grokの生成AI「Imagine」にはポルノなど規制対象のコンテンツを積極的に生成できる「スパイシー」機能が存在、早速有名人のディープフェイクが作成されて問題に - GIGAZINE


Imagine v0.9でもSpicyモードは引き続き利用可能で、Xには「エロすぎないセクシー」な動画を生成できたという報告もあります。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
OpenAIが動画生成AI「Sora 2」を発表、同時リリースのiOS向けソーシャルアプリ「Sora」ではSora 2で自分や友人の顔から動画を生成可能 - GIGAZINE

OpenAIの動画生成AI・Sora 2でポケモンやマリオなどの動画を作成するユーザーが大量発生、OpenAIは著作権保護コンテンツを除外するためのオプションを準備中との報道も - GIGAZINE

動画生成AI「Sora 2」でキャラクター動画が作られまくっている状況の改善をサム・アルトマンCEOが約束、特に日本のコンテンツに言及し権利者への収益分配を示唆 - GIGAZINE

YouTubeショートへの動画生成AI「Veo 3 Fast」導入などクリエイターを支援する新機能が多数加わった「Made on YouTube 2025」発表内容まとめ - GIGAZINE

Googleが動画生成AIモデル「Veo 3」をGoogle AI Proユーザー向けに展開、1日3本まで - GIGAZINE

Midjourneyが初の動画生成AIモデル「V1」を発表、1枚の画像から最大21秒の動画生成が可能 - GIGAZINE

適切なライセンスを受けた素材でのみトレーニングされた動画生成AI「Marey」とは? - GIGAZINE

in モバイル,   ソフトウェア,   ウェブアプリ,   動画, Posted by log1o_hf

You can read the machine translated English article xAI Announces Video Generation AI 'Imagi….