レビュー

「iPhone Air」開封の儀、ついに登場した史上最薄iPhoneの外観を細かくチェックして旧モデルと薄さ比較もしてみた


史上最薄のiPhoneとして大々的に発表された「iPhone Air」が2025年9月19日(金)に発売されました。GIGAZINEでも速攻で購入してゲットしたので、本格的なレビューに向けてまずは外観を詳しく観察してみました。記事の後半では過去のiPhoneとの薄さ比較も実施しています。

iPhone Air - Apple(日本)
https://www.apple.com/jp/iphone-air/

予約購入したiPhone AirをApple Storeで受け取ってきました。


これがiPhone Airのパッケージです。iPhone Airのカラーは「スペースブラック」「クラウドホワイト」「ライトゴールド」「スカイブルー」の4色で、今回はスペースブラックを買いました。


裏面のシールをペリペリ剥がします。


フタを開けるとiPhone Airが現れました。


箱の中にはiPhone Air本体のほかにUSB Type-Cケーブルと「iPhone」と記された厚紙が入っていました。


厚紙の裏面には「物理的なSIMカードは必要ありません」と書かれています。iPhone AirはeSIMのみに対応してSIMカードスロットを廃しており、この浮いたスペースはバッテリー容量に回されています。


iPhone Airの外観を詳しくチェックしていきます。ディスプレイは6.5インチの有機ELディスプレイを採用。解像度は2736×1260ピクセルで、最大リフレッシュレートは120Hz。標準時の最大輝度は1000ニトで、屋外でのピーク輝度は3000ニトです。


ディスプレイ上部にはDynamic Islandを搭載。18メガピクセルのセンターフレームカメラも備わっています。


ベゼル幅は約1mm。


背面はこんな感じ。サラサラした手触りで、Appleロゴの部分のみツルツルしています。


背面には48メガピクセルのFusionカメラシステムを搭載。カメラは1個のみですが、フレームの中央部分をクロップすることで「12メガピクセルの光学2倍望遠」を実現するとのこと。


カメラ周辺は横に広く盛り上がっています。この盛り上がり部分に主要な部品を詰め込んでいるそうです。


天面にはボタン類は搭載されていません。


底面のUSB Type-CポートはUSB 2.0規格で、480Mbpsでのデータ転送が可能です。


左側面にはアクションボタンと音量調整ボタンが並んでいます。


右側面にはサイドボタンとカメラコントロールを搭載。


仕様上の寸法は幅74.7mm×高さ156.2mm×薄さ5.64mm。ただし、5.64mmという薄さはカメラ部分を除く値で、最も厚い部分は実測で約11.3mmでした。


重さは実測164g。


手で持ってみるとこんな感じ。かなり薄いです。カメラ部分は手に触れないので、厚さが気になることはありません。上部にパーツが集まっていますが、重心は中央辺りにあるため持ちやすいです。


かなり力を入れて折り曲げてみました。力を入れている間は少し湾曲しますが、力を弱めるとすぐに戻ります。


雑巾を絞るようにひねっても壊れる気配はありません。


旧モデルと厚さを比較してみます。まず、iPhone Air(左)とiPhone 16(右)を並べるとこんな感じ。iPhone Airの方が圧倒的に薄いです。


カメラ部分もiPhone Airの方が薄いです。


iPhone Air(左)と第3世代iPhone SE(右)を並べてみました。第3世代iPhone SEは比較的薄いiPhoneですが、それでもiPhone Airの方が薄いです。


ただし、カメラ部分の薄さは第2世代iPhone SEに軍配が上がります。


iPhone 5s(右)とも比較。手で持つ部分はiPhone Airの方が薄いです。


iPhone 5sはカメラが突出していないので、カメラ部分も含めるとiPhone 5sの方が薄いです。


iPhone 4s(右)と並べるとこんな感じ。iPhone Airの薄さが際立ちます。


カメラも含めるとiPhone 4sの方が薄いです。


旧モデルのiPhoneと比べた結果、iPhone Airはカメラ部分も含めると最薄というわけではありませんが、手で持つ部分は群を抜いて薄いことが分かりました。iPhone Airの薄さに慣れてしまうと、他のモデルを触った際に違和感があるレベルです。

iPhone Airの256GBは税込15万9800円で、Amazon.co.jpでも入手可能です。

Amazon.co.jp: Apple iPhone Air (256 GB):史上最薄のiPhone、最大120HzのProMotionを採用した6.5イ ンチディスプレイ、パワフルなA19 Proチップ、センターフレームフロントカメラ、一 日中使えるバッテリー;スカイブルー : 家電&カメラ


iPhone Airのカメラ性能やバッテリー性能などを検証するレビュー記事を後日公開予定です。

<つづく>

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in レビュー,   モバイル,   ハードウェア, Posted by log1o_hf

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