ハードウェア

MetaがAIグラス「Ray-Ban Meta」第2世代モデルと「Meta Ray-Ban Display」を発表


Metaがサングラスブランド・Ray-Banと組んで展開しているAIグラスの新製品「Ray-Ban Meta」第2世代モデルを発表しました。第1世代に比べてバッテリー寿命が2倍に伸びたほか、撮影可能な動画の解像度が「最大3K Ultra HD」へと進化しています。また、これまで発売した中で最も先進的なAIグラスだという「Meta Ray-Ban Display」も登場しています。

Meta AIグラス | Ray-Ban Meta | Metaストア
https://www.meta.com/jp/ai-glasses/ray-ban-meta/

Ray-Ban Meta (Gen 2) Now With Up to 2X the Battery Life and Better Video Capture
https://about.fb.com/news/2025/09/ray-ban-meta-gen-2-better-battery-life-video-capture/

使用例のイメージ映像も公開されています。


「Ray-Ban Meta」は2023年10月に発売された「世界で最も売れているAIグラス」で、ハンズフリーで使えるカメラやAIアシスタント、リアルタイム翻訳、オープンイヤーのオーディオプレイヤーなどの機能を搭載しています。


新登場した第2世代の最大の特徴はバッテリー寿命が伸びたことで、第1世代は「1回の充電で最大4時間使用可能」でしたが、「1回の充電で最大8時間使用可能」となっています。

また、わずか20分で最大50%の充電が可能で、充電ケースも付属しているので、外出先で48時間の充電が可能です。


カメラは3K Ultra HD解像度に対応。第1世代に比べると2倍以上の解像度で、最大60フレームの鮮やかな映像が撮影できるようになりました。

オープンイヤースピーカーを利用した音声増幅機能はソフトウェアアップデートで提供されます。

フレームは「Wayfarer」「Skyler」「Headliner」の3種類で、期間限定カラーのものもあります。販売価格は379ドル(約5万5800円)からで、日本からの購入には今のところ対応していません。

このほか、フルカラーの高解像度ディスプレイを備えたAIグラス「Meta Ray-Ban Display」も発表されました。

Meta Ray-Ban Display: AI Glasses With an EMG Wristband
https://about.fb.com/news/2025/09/meta-ray-ban-display-ai-glasses-emg-wristband/

ディスプレイはメガネのレンズ内に配置されていて、必要なときだけ表示され、不要になると消えるので、視界を妨げることはありません。


このAIグラスには筋電図リストバンド「Meta Neural Band」が付属していて、筋肉の動きで生成される信号をAIグラス用のコマンドに変換します。このため、わずかに手を動かすだけで、AIグラスに直接触れることなく直感的にコントロールできるとのこと。


Meta Ray-Ban Displayは現地時間2025年9月30日発売で、価格はMeta Neural Band付きで799ドル(約11万7000円)です。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
「超知性の開発は今や目前に迫っている」とMetaのマーク・ザッカーバーグCEOが提言、スマートグラスに「個人に最適化したASI」搭載を目指す - GIGAZINE

AmazonがARメガネ「Jayhawk」と「Amelia」の2本立てでMetaを追撃へ - GIGAZINE

GoogleがXREALと共同開発するAnroid XR対応スマートグラス「Project Aura」を発表、Android XRの開発キットも進化して対応デバイスも増える予定 - GIGAZINE

Appleが2027年までに電力効率とカメラ性能を向上させたスマートグラス用チップの量産開始を目指しているとの報道 - GIGAZINE

・関連コンテンツ

in ハードウェア,   動画, Posted by logc_nt

You can read the machine translated English article Meta announces the second generation of ….