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厚さわずか5.6mmのiPhone Airは簡単に曲がるのか?Apple幹部とのインタビュー中に実演するムービーが公開中


Appleが2025年9月10日の新製品発表イベントで発表した「iPhone Air」は、厚さがわずか5.64mmという薄型モデルであるのが特徴です。テクノロジーメディアのTom's Guideが、Appleのワールドワイドマーケティング責任者であるグレッグ・ジョズウィアック氏と、ハードウェアエンジニリアリング担当シニアバイスプレジデントであるジョン・ターナス氏へのインタビューで、実際にiPhone Airを曲げられるかに挑戦する一幕がありました。

iPhone Air interview — I got to bend test it live in front of Apple’s Joz and John Ternus and asked about a possible iPhone Fold | Tom's Guide
https://www.tomsguide.com/phones/iphones/iphone-17-interview-greg-joswiak-john-ternus

インタビューは以下のムービーで見ることができます。

We Tried to Break the iPhone Air | Interview with Apple’s Joz & John Ternus - YouTube


ターナス氏は、iPhone Airが「これまでのどのiPhoneよりも耐久性が高くなっています」と断言。優れた耐水性能と3倍の耐擦傷性を備えた新しいCeramic Shield 2、そして卓越した落下性能をアピールしました。さらに、Appleの社内基準は非常に高いと前置きした上で、その基準を上回る折り曲げ強度を持っていると述べました。この強度は、システム全体の設計、素材の選択、特にチタン製フレームが薄い形状において強度を確保する上で非常に優れていることによるものだとのこと。


ジョズウィアック氏は「開発チームは各製品に最適な素材を選んでいます。iPhone Airのような薄い製品にチタンを採用したことは、信じられないほど強固な筐体を作る上で鍵となりました」と語りました。


「お尻に敷くテストは済ませたんでしょう?」と尋ねるインタビュアーに、ジョズウィアック氏が「曲げてみてください。責任は私が取りますから」と語り、iPhone Airをポンと投げて渡します。


インタビュアーが実際に手で曲げようと、iPhone Airにぐっと力を加えますが、曲がる気配はありません。


もう1人のインタビュアーも試してみますが、「少ししなりますが、すぐに元の形に戻ります」とコメント。ジョズウィアック氏は「それがアイデアなんです。耐震建築のようなものですね」と述べています。


Tom's Guideは「Appleは、iPhone 6/6 Plusが曲がってしまう『ベンドゲート』問題を忘れていませんでした」と述べています。

iPhone 6 Plusがポケット内で曲がってしまった事例が続々、手でも簡単に曲げられる模様 - GIGAZINE

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in モバイル,   ハードウェア,   動画, Posted by log1i_yk

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