レビュー

スマホのブレを防いでスムーズな動画撮影を可能にする多機能ジンバル「Osmo Mobile 7P」レビュー、いつものカメラアプリと組み合わせて使用可能で「人物を自動で追いかける機能」も搭載


Osmo Mobile 7P」はDJI製の多機能ジンバルで、iPhoneやAndroidスマートフォンを装着してブレのないスムーズな動画を撮影できる便利デバイスです。「DJI OM 多機能モジュール」と呼ばれる小型モジュールも付属し、専用アプリなどをインストールすることなくトラッキング機能を使うことができます。そんなOsmo Mobile 7PをGIGAZINE夏のプレゼント企画の景品として提供してもらえたので、実際に触ってどんな機能を備えているのか確かめてみました。

Osmo Mobile 7 シリーズ - その手に、ブレない確信を - DJI
https://www.dji.com/jp/osmo-mobile-7-series

◆外観チェック
Osmo Mobile 7Pのパッケージはこんな感じ。


箱の中にはOsmo Mobile 7P本体のほかに、磁気スマートフォンクランプ、DJI OM 多機能モジュール、収納袋、USB Type-Cケーブル3本、説明書類が入っていました。


これがOsmo Mobile 7Pです。


アーム部分を展開するとこんな感じ。


「ジョイスティック」「電源ボタン」「シャッター・録画開始ボタン」「モード切替ボタン」が親指で操作できる位置に並んでいます。


赤枠で囲った部分にはOsmo Mobile 7Pを充電するためのUSB Type-Cポートが付いています。


Osmo Mobile 7PとスマートフォンをUSB Type-Cケーブルで接続すると、Osmo Mobile 7Pをモバイルバッテリーとして使ってスマートフォンを充電することができます。


底面には三脚などを取り付けられるネジ穴が設けられています。


底面には内蔵三脚が仕込まれていて、3本の脚をシャキッと引き出せます。


内蔵三脚を展開して自立させるとこんな感じ。


さらに、上部には延長ロッドが隠れていて、ニョキニョキと延ばすことが可能。延長ロッドは215mmまで延ばせます。


Osmo Mobile 7Pの重さは実測で323gでした。


◆スマートフォンを取り付けて動画撮影
Osmo Mobile 7PはiPhoneのほかに、Google、Samsung、XiaomiなどのAndroidスマートフォンにも対応しています。対応スマートフォンは(PDFファイル)互換性リストに記載されています。

今回はPixel 9をOsmo Mobile 7Pに装着して動画を撮影してみます。用意するのはOsmo Mobile 7P本体、磁気スマートフォンクランプ、Pixel 9の3点のみ。


まず、Pixel 9に磁気スマートフォンクランプを取り付けます。


取り付け完了。


磁気スマートフォンクランプをOsmo Mobile 7Pの先端に接続します。どちらにも磁石が内蔵されているので、近づけるだけでカチッと接続できます。


これで撮影の準備は完了。


後は、普段使っているカメラアプリを起動して動画を撮影すればOK。角度が変わってもアームが自動で動いてブレをキャンセルしてくれます。

DJI製ジンバル「Osmo Mobile 7P」のアームの動きはこんな感じ - YouTube


Pixel 9をOsmo Mobile 7Pに装着して撮影した散歩動画が以下。ブレの少ない安定感のある動画を撮影できました。専用アプリをインストールする必要がなく、普段使い慣れているカメラアプリを使えるのがうれしいポイントです。

Pixel 9をDJI製ジンバル「Osmo Mobile 7P」に装着して撮影した散歩動画 - YouTube


◆遠隔シャッター機能とトラッキング機能を使う
Osmo Mobile 7PにDJI OM 多機能モジュールを取り付けると、遠隔シャッター機能やトラッキング機能を使えるようになります。Osmo Mobile 7Pの見た目はこんな感じ。指でつまめる小型サイズです。


背面には磁石が埋め込まれています。


磁力で磁気スマートフォンクランプの側面にカチッと装着可能。


DJI OM 多機能モジュールを装着したら、スマートフォンのBluetooth設定で「OM7P」から始まるデバイスを探してペアリングします。


これでDJI OM 多機能モジュールの各種機能を使えるようになりました。


DJI OM 多機能モジュールにはカメラが付いていて、ハンドジェスチャーを読み取って各種機能を実行できます。DJI OM 多機能モジュールに向かってピースサインを3秒間出しつつけると、録画開始や写真撮影が可能です。

DJI製ジンバル「Osmo Mobile 7P」の遠隔シャッター機能を試す - YouTube


手のひらを1秒見せ続けるとトラッキング機能が有効になり、被写体の動きに合わせてOsmo Mobile 7Pのアームを自動的に動かして追尾できます。遠隔シャッター機能やトラッキング機能も専用アプリ不要で使えます。

DJI製ジンバル「Osmo Mobile 7P」のトラッキング機能を試す - YouTube


Osmo Mobile 7Pは公式ストアなどで入手可能で、Amazon.co.jpでは税込1万8480円で販売されています。

Amazon.co.jp: DJI スマホ ジンバル Osmo Mobile 7P ジンバルスタビライザー(iPhone/Android) ネイティブトラッキング 照明 3軸スマホジンバル クイックスタート ワンタップ編集 延長ロッド&三脚内蔵 10時間使用 スマホ充電 : 家電&カメラ


また、Osmo Mobile 7Pは以下のプレゼント記事からもゲットできます。プレゼント期間は2025年8月11日(月)23時59分までなので、急いでGOGO!

GIGAZINE夏のプレゼント大放出企画「アンケートに答えて全部持っていってください!」 - GIGAZINE

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in レビュー,   モバイル,   ハードウェア,   動画, Posted by log1o_hf

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