約6gと軽量&装着感バツグンでダイナミックな音を味わえるAnkerのイヤーカフ型ワイヤレスイヤホン「Soundcore AeroClip」を使ってみた

Ankerが2025年4月に新発売したワイヤレスイヤホン「Soundcore AeroClip」は、耳に入れないイヤーカフ型のため周囲の音を遮断せずダイナミックな音質を楽しめることに加えて、アクセサリーのように耳に装着するミニマルでストレスフリーな着け心地が特徴です。Soundcore AeroClipを実際に使用する機会が得られたので、着け心地や音を体感してみました。
Soundcore AeroClip | オープンイヤーイヤホンの製品情報 | Anker Japan 公式オンラインストア
https://www.ankerjapan.com/products/a3388
アクセサリーのようなミニマルデザインとストレスフリーなつけ心地が魅力 イヤーカフ型ワイヤレスイヤホン「Soundcore AeroClip」を販売開始 | アンカー・ジャパン
https://corp.ankerjapan.com/posts/535
Soundcore AeroClipのパッケージは以下のような感じ。

内容物はSoundcore AeroClipのケースと本体、交換用のイヤーカフキャップ2サイズ、充電用のUSB-Cケーブル、説明書類。

Soundcore AeroClipの充電ケースは角が丸い直方体のタイプ。

充電ケースのサイズは実測で幅約6cm、奥行き約3cm、高さ約4cm。手に持ってみると以下のような感じです。

充電ケースの背面には充電用のUSB-Cポートと、リセット用のボタンがあります。

充電ケースを開くと以下のような感じ。

イヤホンのサイズは幅が約2.8mm、高さ約2.5mm。

イヤホンの重量は実測で両耳合わせて12g。

ケースと合わせると53gでした。

Soundcore AeroClipのイヤホンは耳に入れるカナル式ではなく、耳を挟むようにして装着するイヤーカフ型。小さい方が耳の前側、大きい方が耳の後ろ側にくるよう装着します。

耳の前側に装着する方には、ブリッジの左右にマイクと、画像右下側のスピーカーがあります。

着脱はSoundcore AeroClipを軽く広げて耳を挟むようにすればOK。イヤーカフ型のイヤホンにはフックを耳にかける形のものもありますが、イヤーフックはメガネやサングラスと干渉してしまいがちです。Soundcore AeroClipは耳に挟むアクセサリーのようなデザインが採用されているため、メガネやサングラスと合わせやすくなっています。

耳に装着した状態でブリッジを上下に動かすことで、フィットする位置や音がキレイに聞こえる位置を調整します。人間工学に基づく曲線デザインでストレスフリーなつけ心地を実現しているとのこと。

スマートフォンと接続するには、Soundcore AeroClipを充電ケースに戻した後、フタを一度閉じて開き直します。ケースのライトが点滅したらペアリング状態に入ります。

接続するデバイスでBluetoothの設定画面を開き、「soundcore AeroClip」をタップ。

「OK」をタップ。

スマートフォンと接続することができました。

実際にSoundcore AeroClipで音楽を聞いてみたところ、軽量&小型のワイヤレスイヤホンでありながら、かなりしっかり迫力のある重低音が感じられ、ダイナミックに広がる音を実感できました。公式ページによると、12mmのダイナミックドライバーを採用し高音質コーデックLDACに対応することで、リッチでゆがみが少なく原音に忠実なサウンドを実現しているそうです。また、指向性音響技術を採用しており、音漏れも防止する構造になっているとのこと。

Soundcore AeroClipは本体のどこをタップしても「ダブルタップで再生/停止」「トリプルタップで曲送り」のクイック操作が可能です。

その他の製品の仕様は以下の通り。
対応コーデック | SBC / AAC / LDAC |
---|---|
防水規格 | IPX4 |
充電時間 | 約1時間(イヤホン本体)/約2時間(イヤホン本体+充電ケース) |
再生可能時間 | 最大8時間(イヤホン本体)/最大32時間(充電ケース使用時) |
短時間充電 | 約10分の充電で最大3時間の音楽再生 |
実際にSoundcore AeroClipを数時間装着しながら生活したところ、簡単に耳を挟む形の装着で締め付けも強くないため「すぐ取れてしまうのでは?」と不安でしたが、首を多少激しく動かしてもズレる感覚がなく、フィット感がありました。また、イヤーカフ型のワイヤレスイヤホンは音が小さかったり物足りなかったりすることがありますが、Soundcore AeroClipはしっかり重低音が響いており、外出してみた際も問題なく音楽を聞くことができました。周囲の音に注意を向けながら音楽を楽しめる一方で、電車などで音声が聞き取りにくい場合があります。これはイヤーカフ型の特徴でもあります。
また、長時間付けていると慣れるまではイヤホンが当たっている部分が痛く感じることがありました。ただ、Soundcore AeroClipは装着しながらブリッジを上下に動かして位置を微調整できるため、少し疲れてきたら耳に当たる位置を変えたりよりフィットする位置を探ったりすることで、カナル型やイヤーフック型のものと比べて長時間の使用がかなり快適に感じました。
Soundcore AeroClipは「ミッドナイトブラック」「ホワイト&ゴールド」「ピンク&ブラウン」からカラーを選択可能で、Ankerのオンラインショップでの価格はいずれのカラーも税込1万7990円で販売されています。Amazonでも購入可能で、価格は同じく1万7990円です。
Amazon.co.jp: Anker Soundcore AeroClip(Bluetooth 5.4)【オープンイヤー型ワイヤレスイヤホン/イヤーカフ/ IPX4防水規格/ 最大32時間再生 / マルチポイント接続】ミッドナイトブラック : 家電&カメラ

また、「Soundcore AeroClip」の「ミッドナイトブラック」は以下のプレゼント記事からもゲットできます。
GIGAZINE夏のプレゼント大放出企画「アンケートに答えて全部持っていってください!」 - GIGAZINE

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in レビュー, ハードウェア, Posted by log1e_dh
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