iPhoneやMacの新デザイン「Liquid Glass」が登場、光の屈折や反射などガラスの光学特性を再現しつつ角は丸みを帯びる

2025年6月10日2時からAppleが開催している年次開発者会議「WWDC25」の基調講演で、新たなデザイン「Liquid Glass」を発表しました。Liquid GlassはiOSやmacOSなどAppleのあらゆる製品に採用されます。
Appleのイベント - Apple(日本)
https://www.apple.com/jp/apple-events/
Apple、楽しくて優雅な新しいソフトウェアデザインを発表 - Apple (日本)
https://www.apple.com/jp/newsroom/2025/06/apple-introduces-a-delightful-and-elegant-new-software-design/
WWDC 2025 — June 9 | Apple - YouTube

2013年登場したiOS 7ではフラットデザインが導入されました。

フラットデザインはApple製プロセッサ「A6」のパワーを活用したものでした。

10年以上が経過し、Apple Siliconはもっとパワフルになりました。

プロセッサの強化に伴って、複数のApple製品を連携させて使うことも増えました。

そこで、すべてのプラットフォームに共通のデザインが導入されることとなりました。


それが「Liquid Glass」です。

Liquid Glassにはガラスの光学的特性を取り入れています。

コンテンツに応じて見え方が変化。

光の屈折や反射を再現しています。

ビデオコントロールの見た目はこんな感じ。

見た目はコンテンツや入力に応じてリアルタイムで変化。

角張った長方形の要素は丸みを帯びた外観へと再設計されました。


画面面積のうち、コンテンツに使える面積が増加しています。

環境の明るさに応じて見た目が変化。

画面上の要素は表示内容にあわせて動的に形が変化します。


コンテクストメニューも見やすくなりました。

各種アプリのタブバーは、スクロール中は小さくなります。

上方向にスクロールするとタブバーの大きさが元に戻ります。

アプリアイコンはLiquid Glassの複数の層として描画されます。

アイコンをライトモードやダークモードに切り替えられます。

さらに、クリアな見た目にも変更可能。

ウィジェットもクリアな見た目にできます。

Liquid Glassは新時代のApple製品の基礎となります。

Liquid Glassは「iOS 26」「macOS Tahoe 26」「watchOS 26」「iPadOS 26」「visionOS 26」「tvOS 26」に適用され、一貫性のある外観を提供します。

Liquid Glassを採用したiOS 26の詳細は以下の記事にまとめています。
・つづき
「iOS 26」が登場、命名規則が変更され「ChatGPTでの画像生成」「留守電AI要約機能」「リアルタイム通訳機能」などAI機能が大量追加 - GIGAZINE

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in ソフトウェア, Posted by log1o_hf
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