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DJIが360度回転ジンバルを搭載したドローン「Mavic 4 Pro」を発表


2024年5月13日、DJIがドローンの「Mavic 4 Pro」を発表し、同日発売しました。1億画素のメインカメラにデュアル望遠カメラを合わせたトリプルカメラ構成で、360度回転するジンバルによるダイナミックな映像を撮影することが可能です。

DJI Mavic 4 Pro - 宙から紡ぐ物語 - DJI
https://www.dji.com/jp/mavic-4-pro

DJI Mavic 4 Proは、コンテンツククリエイターに、どんなアングルからでも自由な撮影を可能にします
https://www.dji.com/jp/media-center/announcements/dji-release-mavic-4-pro

Introducing DJI Mavic 4 Pro - YouTube


DJI Mavic 4 Pro|First Use DJI RC 2 - YouTube


これがMavic4Proです。


カメラが3基搭載されているのが大きな特徴。上に1つ、下に2つの品字様に並んだカメラのうち上側にあるのがメインカメラで、1億画素(100MP)の4/3型CMOSハッセルブラッドカメラ、焦点距離28mm、6K/60fpsのHDR動画撮影に対応しています。


下部左側が1/1.3インチCMOS中望遠カメラ。


下部右側が1/1.5インチCMOS望遠カメラで、両サイド合わせてデュアル望遠カメラを構成しています。


メインカメラと中望遠カメラは4K/120fps、望遠カメラは4K/100fpsでの撮影に対応しており、高解像度かつ高フレームレートな撮影で、スローモーション編集などのダイナミックな映像撮影が可能。

カメラコンポーネントは360度回転し、上空から地面まで自由に撮影することができます。


加えて0.1ルクスのナイトスケープ全方位ビジョンが搭載されており、センサーと合わせ、明かりが街灯しかないような低照度環境でも最大18m/sの速度で全方向の障害物を検知・回避できます。峡谷や都市部で衛星信号が弱い状況でも、高性能なビジョンシステムがドローンの位置を正すことができます。

バッテリー容量は95Whで、最大51分の飛行時間、最高時速90km、最大41kmの飛行距離を実現。この飛行距離は、DJI Air 3Sの32km、DJI Mavic 3 Proの28kmを上回っています。


DJI O4+という新しい映像伝送システムにより、最大30km・10bit HDRの映像伝送を実現しており、ドローンの映像をリアルタイムでコントローラーから確認することができます。


販売されるバリエーションは、通常のDJI Mavic 4 Pro(税込27万7200円)に加え、ショルダーバッグや予備のバテリー2本などが付属するDJI Mavic 4 Pro Fly Moreコンボ(35万5850円)、本体ストレージが64GBから512GBに増加するDJI Mavic 4 Pro 512GBクリエイターコンボ(49万7860円)の3つです。既に発売済みで、日本からも購入することができます。


なお、中国企業であるDJIにアメリカの規制が影響したためか、公式にはアメリカで販売される予定はありませんが、アメリカ国内のいくつかの小売業者が在庫を確保しているとのことです。

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