無料でX/旧Twitterでシャドウバンされているかどうかをスマホ・PCで表示できるFirefoxアドオン「Shadowban Scanner forTwitter/X」で自分のアカウントをチェックしてみた

X(旧Twitter)などのSNSでは、規約違反によりアカウントが使えなくなるアカウント凍結のほか、アカウントや投稿が検索に引っかからなくなったり他人のフィードやタイムラインに表示されなくなったりする「シャドウバン」と呼ばれる制限が実施されています。シャドウバンは対象となったユーザーが気付きにくい規制ですが、Firefox・Chrome向けの「Shadowban Scanner for Twitter/X」では、Xで特定のアカウントやポストがシャドウバンされているかどうかを常に表示させることができます。
Shadowban Scanner for Twitter / X – Firefox Android (ja) 向け拡張機能を入手
https://addons.mozilla.org/ja/android/addon/shadowban-scanner/
Shadowban Scanner for Twitter / X - Chrome ウェブストア
https://chromewebstore.google.com/detail/shadowban-scanner-for-twi/enlganfikppbjhabhkkilafmkhifadjd?hl=ja
Twitterのシャドウバンを検出する拡張機能「Shadowban Scanner」を公開しました!
— ろぼいん (@keita_roboin) June 10, 2023
アカウント単位のシャドウバンとツイート単位のセンシティブ判定を、外部サイトに飛ばずに確認できます。ぜひインストールしてください!
Chrome版:https://t.co/33XTpVLF8G
Firefox版:https://t.co/jNaxV8pVYw pic.twitter.com/wV3IWAlJww
Chrome拡張機能だとPCだけでしか使えませんが、FirefoxアドオンならPC・スマホの両方で同じように使えるため、Firefoxに導入して使ってみます。アドオンの配布ページにアクセスしたら、「Firefoxへ追加」をクリック。

以下のようなポップアップが出たら「追加」をクリックします。

「Shadowban Scanner for Twitter/Xが追加されました」と表示されたら「OK」をクリックしてインストールは完了。

インストールが完了したら、初期設定のメニューが表示されます。まずはシャドウバンの検査をすべてのツイートとアカウントに実施するか、シャドウバンされたときだけ分かるようにするかを選択。「問題のあるツイートとアカウントにだけ検査結果を表示」を選択して「次へ」をクリック。

シャドウバンの検査を自分のみかすべてのユーザーの投稿に適用するかを選択します。「すべてのユーザーのツイートに検査結果を表示」を選択して「次へ」をクリック。

初期設定が終了したので「開かずに終了」をクリックして完了です。

Firefoxブラウザのツールバーからアドオンのアイコンをクリックすると、「Shadowban Scanner for Twitter/X」が追加されていました。「Shadowban Scanner for Twitter/X」をクリック。

設定を変更することができます。

実際にShadowban Scanner for Twitter/Xを追加したブラウザでGIGAZINEのXアカウントを開いてみたところ、「このユーザーはシャドウバンされていません」と表示されました。

また、少しセクシーなシーンを含むマンガ「作らせて!絵島さん」のポストを開いてみたところ、特にメッセージは表示されていませんでした。

設定から「問題のないツイートにも表示」にチェックを入れた状態で同じポストを開いたところ、「ツイートに問題は見つかりませんでした」と表示されました。

「ツイートに問題は見つかりませんでした」の右にある「さらに表示」をクリック。

「アカウントにセンシティブフラグは付与されていません」「プロフィールのメディアにセンシティブフラグは付与されていません」「アカウントがブロックされている国はありません」「ツイートにセンシティブフラグは付与されていません」「ツイートに年齢制限はありません」「ツイートは検索結果に表示されます」とポストが問題なく投稿されている旨が表示されました。

Xでさまざまなポストを閲覧していたところ、「このユーザーはシャドウバンされている可能性があるため、ツイートが検索結果に表示されないかもしれません」と表示されたポストを発見。「さらに表示」をクリック。

チェック項目のうち、「アカウントがシャドウバンされているか、センシティブフラグが付与されています」「ツイートが検索結果に表示されない可能性があります」の2つがシャドウバンの可能性として検出されました。

Shadowban Scanner for Twitter/XはAndroid版のFirefoxでも使用することができます。AndroidのスマートフォンでFirefoxを開いたら、配布ページにアクセスして「Firefoxへ追加」をタップします。

「追加」をタップしてインストール。

Shadowban Scanner for Twitter/Xがインストールされたら初期設定を始めます。「すべてのツイートとアカウントに検査結果を表示」を選択して「次へ」をタップ。

「すべてのユーザーのツイートに検査結果を表示」を選択して「次へ」をタップします。

「開かずに終了」をタップして完了。

GIGAZINEのXアカウントを開いてみたところ、ユーザーおよびポストがシャドウバンされていないことが確認できました。

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