充実の朝食とWi-Fiで快適なネパール旅を支えてくれたタメル地区中心部のホテル「Hotel Holy Himalaya」はこんなところ

ネパールに行く機会があり、現地によく行くという人に手配を任せたところ取ってくれたホテルが「Hotel Holy Himalaya」でした。カトマンズ中心部の繁華街であるタメル地区の中でも特にこみ入ったところにある宿で、周囲はかなり雑然としているものの、現地での拠点として大助かりでした。
Holy Himalaya
https://holyhimalaya.com/

ホテルの所在地はこのあたり。記事作成時点で、Googleマップでは路地の右側にアイコンが表示されていますが、実際には左側です。かつてはアイコンの表示されている路地右側の建物もHotel Holy Himalayaだったのですが、コロナの影響で宿泊客が減少して建物を手放したという事情があるようです。
現地に到着。ホテルの前の路地は車がギリギリすれ違えるぐらいの幅。また、南側は車で通り抜けができません。

宿泊した部屋は公式サイトのトップに掲載されているものと同じ、シングルベッドとダブルベッドが並んだ「Super Deluxe」でした。

鍵はこんな感じ。

ベッドの反対側の壁にテレビが設置されています。テレビ本体とチューナーが別々なので、最初はちょっと操作に戸惑いました。

コンセントはこんな感じ。

ホテルでは空いているコンセントを撮影し忘れたため、別の場所で撮影したものを参考に掲載しますが、形状はこんな感じになっています。

ネパールで用いられる電源プラグはCタイプという、丸い2本の棒がやや広めの間隔で出ているもの。このため、こういう変換プラグを事前に用意。

ホテルでも最初はこれを使っていたのですが、変換プラグの重さに負けてコンセントから抜けてしまう事態が発生。

よく確かめてみたところ、日本で用いられているAタイプでも問題なく使用できるコンセントでした。なお、電圧は220Vと日本の家庭用電圧の100Vより高いため、ちゃんとアダプタに「100V-240V」などの表記があることを確認してください。ドライヤーなどは電圧に対応していないケースがあるため要注意です。

窓側にはイスが2つ。

テーブルに水のペットボトルと湯沸かし器が用意されていました。ネパールでは水道水を飲むことは難しく、基本的にペットボトル入りのものか、湯冷ましを飲むかです。

部屋には入口と奥の方にこのような大きなクローゼットが置かれています。金庫の類いはありません。

クローゼットの横が風呂&トイレの入口。

扉を閉めるとこんな感じ。部屋にもよると思いますが、扉はやや立て付けが悪いのかラッチがうまくかからずにスーッと開いてしまうため、使用時には鍵をかけるのが必須になっていました。

トイレと洗面台はこんな感じ。トイレの左側にビデシャワー、洗面台の下にペーパーホルダーが設置されています。

トイレはタンクの上にある区切られたボタンが洗浄ボタン。何も書かれていませんが左が大、右が小でした。なお、タンクに水がたまる速度がゆっくりなためか、水の勢いがとても弱いことがあり、洗浄をビデシャワーに頼る場面がありました。ビデシャワーはいわば蛇口直結状態なので、常に強い勢いで利用可能です。

奥はバスタブとシャワーがあり、換気扇もついています。

温度調節が難しかったワンハンドル型のレバー。手前に引くと水が出て、左右への傾きで温度を調整します。左が熱湯、右が水で、わずかに左に傾けるぐらいが適温でした。なお、湯が出るのは1度に5分程度のようで、バスタブに軽く湯を張ってからシャワーを使おうとしたときは、シャワーを使い始めるぐらいで湯が出なくなりました。シャワーをさっと浴びる分には、寝起きでシャワーを軽く使ったあと、ごはんを終えてから頭を洗って身支度をするという使い方でも問題なく湯が出ていました。湯が出なくなったとき、次に湯が使えるようになるまでどれぐらいの間隔が必要かは不明です。

片隅に置かれた3つのつぼ。左は「SHAMPOO」の文字通りシャンプーが入っているのですが、ほか2つもシャンプーでした。そういうもののようです。

洗面台にある紙に包まれたものはせっけん。

窓から見えるのは向かいのホテル。これももともとはHotel Holy Himalayaと同系列だったそうですが、今は解体工事が進められていました。

工事の様子をずっと見ていたわけではないものの、作業は朝6時台には始まり、夜は21時ごろまで続いていました。

1階、ロビーの奥が食堂です。

食事はビュッフェスタイル。メインのおかずは6~8種類が日替わりです。

ヨーグルトとシリアルもあります。

パンとケーキも複数種類。

フルーツはスイカ、パパイヤ、リンゴ、バナナの4種類。

てんこ盛りにしてみました。

また、別途コーヒーか紅茶を入れてくれます。コーヒーを頼むと、ハートマークのラテアートつきでした。

これはまた別の日の朝食で、ゆで卵が出ました。

朝からしっかりお腹がふくれるぐらい食べられます。

屋上から見た景色はこんな感じ。ホテルから西の方を見ています。

山に囲まれていることがよくわかります。

なお、ホテル内では無料Wi-Fiが利用可能。速度をFast.comで測定したところ、実測11Mbps。メールやSNS、YouTubeの短い動画の閲覧ぐらいであれば問題は感じませんでした。なお、この測定は深夜帯に行ったものなので、他の時間帯は異なる場合があります。

同じ場所でNepal TelecomのSIMを用いて測定した結果は実測6.2Mbpsでした。

宿泊料金はこのSuper Deluxeが50ドル(約7000円)~65ドル(約8700円)、Deluxeが45ドル(約6000円)~65ドル(約8700円)、Standardが35ドル(約4700円)~45ドル(約6000円)。
数日間滞在しましたが、とても気配りの行き届いたスタッフが多く快適でした。また、ホテルから路地を歩いて3分も行くと道の両側に店が立ち並んだ通りに出るほか、マーケットへも30分とかからないので、充実した買い物が楽しめます。
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in 取材, Posted by logc_nt
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