レトロで深みのあるRPGと斬新なVRアイデアを融合させ部屋の中で冒険と戦略を楽しめるVRゲーム「Walking Dream」が計画中

バーチャルリアリティ(VR)で楽しめる戦略的な深みのあるロールプレイングゲーム(RPG)「Walking Dream」についての計画を、ゲームデベロッパーでイラストレーターのConrad Barski氏が公開しています。レトロなポリゴン調の世界観でありつつ、実際の動きがVR世界に反映されるウォーキングシステムや、豊富な武器製作システムによる真新しい戦闘エンジンなど、これまでにない斬新な冒険ができるとのことです。
Big Announcement: I've been working hard on a VR RPG game. Hoping it will be pretty epic in scale and fun!https://t.co/Z4RDDxT6rd
— Conrad Barski (@lisperati) 2020年7月6日
(Most of the core engine developed in Clojure, naturally) pic.twitter.com/t1rerVbbwW
walkingdre.am/
http://walkingdre.am/
化学薬品の大ビンに落っこちてしまったドレークは、500年も眠り続けた後に目を覚まします。するとそこは、ポストアポカリプス(終末もの)のように荒れ狂ったアメリカであり、ファンタジーじみた生き物が我が物顔で行き交っていました。ドレークは元の時代、元の世界に戻るため、困難なバトルを生きぬいていかなくてはなりません。Walking Dreamのあらすじはこのように紹介されています。

サイトでは、VRヘッドセットを装着する魔法使いのようなイラストとともに、Walking Dreamの特徴について紹介しています。

Walking Dreamはスタンドアローン型のVRデバイスであるOculus Quest専用のゲームとして計画されています。ただ、Oculus Questの多くのゲームでは採用されていないシステムを独自に提供するため、従来のOculus Quest向けコンテンツとは全く違ったものになるとBarski氏は述べています。

このゲームでは「リダイレクトウォーキング」システムを採用しています。これは、実際には限られた広さの部屋でぐるぐると歩いているが、ゲームの中ではまっすぐ進んでいるように感じられるというもの。これにより、部屋の中のものにぶつかることなく気楽にRPGの世界を冒険することができます。

また、ゲームシステムはオールドスタイルのターン制RPGで、戦略的なアクションにすると同時に、一人称視点で世界を歩き回るハードルをクリアしているとのこと。

ゲームシステムの売りとしてもう1点、「武器が400万通りにもクラフトできる」ということもアピールされています。製作した武器によって敵の動きや反応も変わるため、用意された武器で同じ敵と何度も戦うというような単調さはなく、毎回の戦闘で斬新な戦略が求められます。

Walking Dreamのワールドや建物、モンスターなどのモデルは全てオリジナルに製作されており、「ユニークなカスタムアートワークにより世界観が広がります。配布されているモデルから構築されたインディーゲームではありません」とBarski氏は強調しています。



Walking Dreamは2021年初頭のリリースを計画しているとのこと。ゲームの続報は公式サイトでチェックすることができます。

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in ゲーム, Posted by log1e_dh
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