1000円で泊まれる南国ビーチリゾート「Bamboo Backpackers」レビュー

「青い海を長めながら時間を忘れてゆったりしたい……」という気分でフィジー・ナンディの宿を探していたところ、1000円台で泊まれるにも関わらず南国気分を味わえそうな「Bamboo Backpackers」を発見したので、どんな宿なのか、実際に行ってみました。
Bamboo Travellers
http://bambootravellers.com/
Bamboo Backpackersは宿までのピックアップ付き。事前に飛行機の到着時間や便名を連絡しておくと、トヨタ・ハイエースのバンで迎えにきてくれます。なお、バンは国際便のゲートに到着するので、国内便を利用した人は国際便の到着ゲートまで移動する必要があります。

バンを走らせること10分ほどで宿に到着。受付に向かいます。

……が、受付で「ここじゃないよ!」とまさかの回答。焦っていると「向こうの宿で予約が入っているから、あっちに行ってみて」と伝えられ、スタッフのお兄さんの案内とともに移動します。

30秒ほど歩いて到着したのがここ。

「TROPIC OF CAPRICORN」と書かれたり……

「TRAVEL TROPIC」と書かれていたりで名前が一貫しませんが、ここが目的の「Bamboo Backpackers」。今回はBooking.com経由で予約を行ったのですが、実はBooking.comのBamboo Backpackersページに掲載されている写真は最初に到着した別の宿「Bamboo Travellers」の素材が使われていることが判明。2つの宿は姉妹関係であり、宿泊者はいずれの施設も自由に使えるようですが、「間違える人は多い」というスタッフさんの言葉が納得のややこしさでした。

しかし、とりあえずは無事チェックイン完了。

とりあえず腹ぺこのおなかを満たすために夕食へ。Bamboo Backpackersよりも最初に到着したBamboo Travellersの方がレストランが大きくメニューも豊富だということで、そっちに向かってみます。

レストランは屋外。ビーチの目の前にあり、こんな感じのカウンターで先に注文を行います。

こんな感じで、確かにメニュー豊富。カレーやナシゴレン、ガーデンサラダ、フィッシュ&チップス、ビーフバーガーなど無国籍な感じです。

カウンターの前ではハンモックに乗った人がゆらゆら。食後のまったり時間なのかも。

カウンターの奥には大きなテーブルがずらり。

バーカウンターもあります。

隅っこの席が空いていたので、ここに陣取ることに。

注文したのは「ベジタブル・ターリ」というお肉を使わないインド料理のセット。フィジーにはインド系の人も多いので、インド料理メニューは街のいたるところでも見かけました。これで12フィジードル(約630円)


サツマイモやカボチャのようなねっとりした甘さを感じる何かのカレー。

そしてネギ系の野菜をスパイスで炒めたと思われるおかず。はっきりと「何」と言えない未知の野菜が使われていますが、いずれも辛すぎず、味はよかったです。

レストランの向こう側にはビーチ。暗くて見えませんが、海が続いており、浜辺を散歩している人もいました。

ビーチ側からレストランを振り向くとこんな感じ。ザ・南国風です。

おなかが満たされたところで、再び宿へ。

部屋がある建物はこんな感じ。

今回宿泊した部屋は女性専用ドミトリーで、1階にありました。

ルームキーはカードタイプ。

中に入ると部屋はこんな感じ。全部で6台のベッドが置かれていました。

隅っこのベッドを確保。

鍵付きのロッカーもありますが、数が限られていました。また、コンセントも全てのベッド脇にあるわけではないので、コンセント周囲のベッドは取り合いになる様子。

これが鍵付きロッカー。誰かが使用中でした。

バスルームは共同ですが、部屋に付いている形。トイレの横に……

シャワー室があります。

水しかでないので、太陽が落ちてしばらくしてから入浴すると震えることに……。

部屋が1階にあることもあり、外の声は少し気になりましたが、眠りを妨げるほどの騒音はありませんでした。ただベッドにはシーツしかないので、運悪くクーラーの風が直撃するベッドに当たると寒さに震えることになります。全体的にはちゃんと掃除が行われている印象で、不潔さを感じることもなく、バックバッカー向け宿にありがちな南京虫の被害にあうこともありませんでした。ただ予約サイトのレビューの中には南京虫にやられたという声もありました。
ということで朝。宿の周囲の様子は夜とは違った雰囲気になります。

朝ご飯を食べにBamboo Travellersへ。

こっちも、夜とは全く違う雰囲気。

各国の方向が書いてあり……

「ココナッツがぬれてたら雨」「ココナッツが揺れてたら地震」「ココナッツがなくなってたらハリケーン」という、天気予報のようなものが書かれていたり。

Bamboo Travellersの様子は以下のムービーからも見ることができます。
1000円で泊まれるリゾート「Bamboo Travellers」はこんな感じ - YouTube

前日は暗くて見えなかった海はこんな感じ。野良犬が駆け回っていました。

カフェラテを注文すると……

ラテアートでお花を書いてもらえました。

7月、日本が猛暑に襲われているタイミングでフィジーを訪れたのですが、朝晩は長袖でちょうどいいぐらいの涼しさでした。穏やかな海を長めながらのんびりとした朝を過ごすことができ、「南国……最高だな……」というゆったりした気分に。

海が目の前にありますが、プールもあります。砂にまみれたくないという人はプールサイドで過ごしてもOKというわけです。

部屋を取っているBamboo Backpackersに戻ります。こっちの宿にも建物の手前にプールがあり……

マッサージを受けている人もいました。

Bamboo Backpackersのレストラン・カウンターはこんな感じ。確かにちょっと小さめ。

しかし、ここにもビーチを眺められる形でテーブルが並べられており、Bamboo Travellersに人が流れているため、より落ち着いた雰囲気で過ごせました。Wi-Fiが無料で提供されているため、作業なども行えます。


なお、Bamboo Backpackersは男女共用16台ベッドのドミトリールームが1泊1000円ほどで、今回宿泊した女性専用ドミトリーは1泊1600円ほど。このほか、3000円のツインルームやダブルルームもあるので、予算に合わせた部屋が選べるようになっています。
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in レビュー, 取材, 動画, Posted by darkhorse_log
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