東芝の炊飯器が地震で壊れたので持ち込み修理をしてみました

かつて2011年にレビューした『一度に10合炊けて40時間の保温が可能な炊飯器、東芝「RC-18VGD」』の前モデルである「RC10VGCW」が大阪府北部・茨木市などで発生した震度6弱の地震によってついに壊れてしまったので、修理に出すことにしました。

どのような炊飯器だったのかというと、後継機なので厳密には差があるのですが、大体以下にある過去のレビュー記事と同じような感じでした。

一度に10合炊けて40時間の保温が可能な炊飯器、東芝「RC-18VGD」フォトレビュー - GIGAZINE

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これが実物

壊れたのはここ。詳細はレビュー記事を見ればわかるのですが、真空保温するのでヒビが入っていると致命傷。一応フタは閉まるのですが、まともに使えない状態。

まずはそもそも修理受付が可能かどうかを調べるため、「東芝生活家電ご相談センター」（受付時間　9:00～18:00（月～土）、9:00～17:00（日・祝日）：フリーダイヤル 0120-1048-76 / (携帯電話・PHSからの場合は0570-0570-33）に電話したところ、「震災被害とのことなので、見積もり技術料は無料」「値引き対応可能」「その場合、持ち込みが必要になる」「取りに来てもらう場合は往復料金が2500円必要」ということで、最寄りに持ち込めるサービスセンターがあるかどうかを調べてもらったところ、すぐ近くにあることが判明しました。

どこにあるのかは以下のページで確認可能です。

サービスステーション | 東芝コンシューママーケティング株式会社
https://www.toshiba-tcm.co.jp/service_st/service_st_top.htm

自動車に積んで到着

今回来たのは茨木サービスステーションです

営業時間中に来たのですが、なんとお休み。再度「東芝生活家電ご相談センター」に閉まっている旨を伝えると、公式サイトにはどこにも書かれていなかったのですが、実は「お盆休み」とのこと。仕方ないのでまた後日出直すことにします。

そんなわけで再持ち込み。

今度はちゃんと開いていました。

受付で指示通りに電話したところ「何の持ち込みでしょうか？」とのことだったので、炊飯器だという旨を伝え、2階の受付へ持って上がることに。

上へ。

さらに2階受付へ移動。

到着。

実際に実物を見てもらい、型番から修理部品があるかどうかを調べてもらいました。

もし修理用の補修部品があるのであれば、「修理お預り金」ということで本来なら1080円必要なようですが、今回は震災被害の持ち込みということで免除のハズ。

で、結論としてはそれ以前の段階で、「外ふた部品供給終了のため修理不能です」との結果に。2009年頃のモデルなので8年以上がどうやら経過しており、ギリギリアウト。東芝の場合、調べてみると「炊飯器の補修用性能部品の最低保有期間は製造打ち切り後６年です。７年以上お使いの場合は、部品を供給できないことがあります。」と明記されていました。残念。

地震保険の関係上、書類が必要なので作ってもらったのがコレ。修理できなかったので買い直し決定。

もしも修理できる場合にはこんな感じで梱包されて積まれた後、修理センター行きになるようです。

なお、他の家電の場合も最低限どれぐらいの期間、補修用性能部品を保有しているかというのは以下のページにまとまっているので、買い直すかどうかを考える際の目安にでき、覚えておいて損はありません。

別表3｜製造業表示規約｜公正競争規約｜公益社団法人 全国家庭電気製品 公正取引協議会
https://www.eftc.or.jp/code/notation/notation_table3.php