18~34歳の人々がこの40年でどのように変わったのかがわかる「Young Adults Then and Now」

人口や収入から「1人暮らし」「家族と同居」「結婚経験なし」など、アメリカの18歳から34歳の人々がどんな暮らしをしているのかを可視化したのが「Young Adults Then and Now」です。国全体・州・郡などに区分した細かなデータを見ることが可能なので、「話にはよく聞くニューヨーカーの実態はどんなものか?」ということを見てみました。
Young Adults Then and Now - Census Explorer
http://census.socialexplorer.com/young-adults
まずはトップ画像にある緑色の「Explore!」をクリック。

すると、アメリカに焦点が当てられた世界地図が表示されました。

始めアメリカは州ごとに分けられているので、まず「NY(ニューヨーク)」という区画をクリックしてみると、画面下半分にグラフが現れました。これは18歳から34歳までの人口推移を示したグラフ。青色のグラフがニューヨークのデータで、紫色がアメリカ全体。いずれも人口は減少しており、少子化傾向にあることが分かります。

グラフの上には「アメリカ全体のデータと比較する」というボタンがあるので、デフォルトの状態でオンになっているこのボタンをオフにすると、ニューヨークだけのデータが表示されます。

18歳から34歳のフルタイムワーカーの収入の中央値の推移は以下のような感じ。アメリカ全体として見てもニューヨークだけ見ても、1980年から2000年までは増加、それ以降は減少傾向にありますが、常にニューヨーカーの方が収益が多いことが分かります。

両親と共に住んでいる18歳から34歳はこんな感じ。ニューヨークの割合がアメリカ全体よりも高いのは、家賃の高さが原因かもしれません。

貧困だとされている18歳から34歳の割合は、1980年のニューヨークは多かったのですが、現在はアメリカ全体よりも少なめで約17%です。

結婚したことがないニューヨーカーは2013年の段階で約70%。アメリカ全体では65%程度です。

アメリカ全体とニューヨークでかなり差がでたのが学士号を持っている人の割合。

退役軍人の数は全体的に減少傾向であり、ニューヨークでの割合は2%未満とかなり少なめです。

なお、右上にある「Show Full Report」をクリックすると……

グラフがズラッと一覧表示されるようになります。

各データの表示方法も変更可能。さきほどまでは「Chart」だったわけですが、「Table」をクリックすると詳細な数字の変化が分かりやすく表示されます。

「Map」をクリックすると、グラフなしで地図と数値の両方が表示されました。

またトップページでは州ごとに区分されたものだけではなく、アメリカ全体の地図やデータを表示させることが可能。

「Metro」をクリックすると、地下鉄の区分に沿ったデータ。

「County」は郡ごとのデータを表示させることができます。

検索欄から特定の地域のデータを表示させてもOK。

なお、画面右上の「Download」をクリックすると、XLS形式とCSV形式でデータを出力することも可能です。

リンクの貼り付けのほか、Facebook・Twitter・Google+・Pinterest・Tumblrのシェアボタンも用意されていました。

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